早いものでもう9月。自転車に乗ったら毎回記録しようと思っていたが、案外面倒になり、ついつい後回しにしてしまう。改めてこまめに記録したいと思う今日この頃。
8月は何とか5回乗ることができた。2回は尾根幹、2回は奥多摩。残り1回は江戸川CR。今回は前半3回のみで、残りは次回に繰り越し。
8月2日(金)晴
この日はローディーの練習場として名高い通称「尾根幹」、正式名「南多摩尾根幹線道路」を目指して出発。果たしてアップダウンを乗り切れるのか、若干の不安を抱えながら出発。
うちから多摩川へ行くときは、この石碑のところから多摩川CRに入ると入りやすい。ここから一気に矢野口まで駆け抜けていくとロードバイク乗ってるなぁと実感する!
尾根幹に入り、緩やかなんだろうが、私には十分きついと感じる丘を登り、サイクリストの集まる場所と聞いていたZEBRA COFFEE前に到着。急遽14時までには帰宅しなくてはならない予定が入ってしまう。せっかくここまで来たので、とりあえず記念撮影と、シナモンロールを補給。シャワー室もあったけど、借りることできるのかな?とりあえずこの日は10時過ぎだったが、サイクリストは一人もいなかった。
このまま帰るのもなんなので、学生時代に何度か夜景を見に行った聖蹟桜ヶ丘に行っておこうと思い立つ。若干道を間違えて、若葉台の坂だらけを周回したものの、聖蹟桜ヶ丘の超短距離ヒルクライムへ。
車でしか着たことがなかったが、自力で登るとまた別格。ヒーヒー言いながらも、途中で写真撮りながら登り切った。ロータリーのまわりは全然お店やってなかった。こんな晴れた日にもの好きだなぁ、というような地元住民の視線を浴びながら、写真もばっちり撮れて個人的にはご満悦。
帰りは多摩川に下りたらすぐに左足ふくらはぎが攣ってしまった。だましだまし右足で漕いでいたが、一旦攣るとすぐに攣りそうになる。この時ちゃんと降りて休憩しておけばよかった。飲み物は取っていたが、補給が足りなかったのもあるんだろうな。急坂を登ったことでエネルギー切れてしまったんだろう。補給は今後の課題かな。
8月7日(水)晴
前回のリベンジで、尾根幹を町田街道迄行って戻ってくることを決意。
前回同様六郷用水碑から多摩川CR、矢野口から尾根幹を出発。この日はZEBRA COFFEEはお休み。とにかく町田街道まで行こうとひたすら漕ぐ。
東京五輪で使われていた道には写真のようにペイントがされていた。思わずバイクを倒して記念撮影。カラパスや新城もこの道を通ったのかと感慨にふけりながらペダルを回す。そんなに頑張らない程度に、とにかく自分のペースを守って進んだ。町田街道に出るまで約1時間。フロントはアウターでずっと漕ぎ続けられるくらい体力つけばまた見える景色も、行ける距離も変わってくるか。
すぐ近くのうどん屋「南哲」を目当てに向かっていたが、定休日だったので、ローソンでいったん休憩。仕方ないので、野猿街道沿いに帰ればなんかあるだろうと思って帰路につく。二郎や分田上などラーメン屋は気になるが、並ぶ気力なく、そのままスルー。そしたらなんだかんだで多摩川まで戻ってしまう。
帰りは下り基調だったので、楽だったがさすがに腹は限界。20号までいくと高評価のとんかつ屋「とんきち」を発見。そちらに向かう。
地元民しか知らないグルメだろうが、味もボリュームも大変に満足。ただ、帰りはずっと腹にたまったまま。そんなわけで帰りはゆっくり帰ろうと玉川上水まで出て川沿いに。でもいくらゆっくり走ってもちょっと疲れが出てきた。現時点では100㎞越えのライドはまだ実力不足か。
8月11日(日)晴
翌週に友人と日原鍾乳洞に上ることにしたので、その前に下見を兼ねて奥多摩方面へ。
コンビニも自販機もなくなる山道を進むのは初めて。この気温の中自走は危険なので青梅まで車で行き、そこから自走で奥多摩駅まで。余力があれば奥多摩湖を目指すことにした。
青梅から奥多摩駅までの微妙な上りをどこまでいけるかビビりながらも、時折日陰になった時の涼しさが超絶気持ち良かった。これはローディーが山に行く気持ちが良く分かると、一つも山登ってもいないのに実感。
古里のセブンイレブンで休憩。ここから先はコンビニなくなり、実質最後の補給地点。この日はお盆休みの日曜日ということもあり、とにかく混んでた。凍ったペットボトルもすっからかん。サイクリストも何人かおり、たまたま話したcannondaleのおじさまと地元が一緒だったのにびっくり!
奥多摩駅はあと少しなので、この調子なら奥多摩湖まで行けそうと目標再設定。この日前方ライトの電池が切れていることに気付かず、この後トンネルに入ってから気づくことになった。これは大いに反省した。
長いトンネルの登りでは、音が反響して後ろからどれくらいの距離で車が迫っているか分からなかった。テールライトも消えてたらほんとに危なかっただろうな。そんなこともありながら、トンネルを抜けた時に見える森林の気持ち良さ、
奥多摩湖は奥多摩駅からも結構あり、湖自体も思っていたより大きかった。ずっと湖畔を走っている気分だった。何度も言うが、とにかく日陰に入ると風が気持ちいい。11時過ぎに三頭橋手前の矢久亭でランチを。
これがまた濃い目のつゆで、そばもくっつき気味のとろろそば。年配のご夫婦でやっている食堂みたいなとこ。期待してなかったのだが、蕎麦湯割りを注ぐと…。
なんと濃い蕎麦湯でしょう!!
めっちゃうまい。私、蕎麦湯の濃さが店のおいしさの判断基準になるという偏見持ちでして。一気に評価が覆りました。クーラーもないのに、全てのドア全開で風が入ってくるだけで過ごせるステキな空間でした。
実際のヒルクライムがどれくらいかまだ実感がもてないので、都民の森は年内の目標にしたい。最後に奥多摩周遊道路入口と次回への決意を込めて記念撮して帰る。
帰りに思ったのは、トンネル内でもっと明るいライトが必要ということ。今持っているクロスバイクから移植した最大300lmのライトでは足元を照らすほどの光量はない。トンネル内は結構暗くなるし、なにより対向車、前方車に知らせる意味でも必須だと実感。600mくらいあるトンネルの帰路は下り基調で、すごい追い風を受けている気分だった。全然漕がないのにすごくスピード出ていた気がする。あっという間に奥多摩駅まで戻り、そこからはのんびり吉野街道も通りながら青梅駅まで戻りましたとさ。
帰りの途中に寄ったイレブンがたまたま小平市で、奥多摩で天然かき氷食い忘れたので、スムージー飲もうとしたら小平市内のセブンイレブン限定のカフェスムージーを飲めた。こちら大変美味。
車で移動してのヒルクライムはあり!自走しなくて行ける範囲が広がると、また一段と奥の峠など行けるのではないかと、将来が楽しみになった。