納車:購入決定の理由

ついに納車!(24/5/9)

corratec DOLOMITI 2023 105 リムブレーキ

やっと手に入ったロードバイク。大事に乗りたいと思う。感謝!

 

購入に至る一番の理由は結局「値段」になるのだが、今回なぜこのモデルで最終決断をしたのかについての記録。

 

ロード―レースを見始めた時、ロット時代のグライペルが好きでなんとなくRIDLEYのバイクに興味を持つように。何度か都心のスポーツバイク売り場に行っても一番カッコいいと思ったのはダイヤモンドシェイプされたダウンチューブと、細いシートステーが特徴的だったのRIDLEY FENIX!!

決して安いものではないし、どこも新車はどんどん値上がっているので、中古も視野に、専門店以外でもメルカリなど個人売買も掘り出し物があればいいなと数年物色してきた。

今年に入って自分が購入するなら何を優先するか、どんな乗り方をするか改めてより具体的に検討。傷もつけるだろうし、金銭的にも、取扱いの面からも最初からアルミ一択。雨の日は走らないので、ディスクもいらないか。経験者の話を聞くと、始めるなら型落ちでもやっぱり105以上のコンポにしておきたい(いつかはヒルクライムの目標を掲げるためにも)。できれば7000以降の方が部品的には安心。

RIDLEYに絞ると限定されすぎるので、いろんなバイクを見ていると、中古に多いのはTREK、canondale、specialized、GIANTあたりがやっぱり多かった。でもなんとなく好きになれなくて、チェーンステーが特徴的なDOLOMITIとCANYONはいいなと思ったら両方ドイツのメーカーだった。

そんな中今年の3月、サイズと状態がよさそうな在庫がある中古専門店の一店を発見。一度見に行ってみた。お店でみると個人売買で購入する気が失せるほどメンテナンスはきちんとされていることが分かった。中でも気になったのは2台。1台はcorratecのDOLOMITIサイズ48、もう1台はRIDLEY FENIXサイズS。試乗すると思ったよりDOLOMITIがフィットした。一漕ぎでグッと進む感覚のロードバイクはやっぱり気持ちいいと実感。ちなみに、このDOLOMITIは2021年モデルで105でも10万弱だった。GWまでに決着をつけようと一旦帰るも、気持ちはどんどん固まっていった。

 

しかし、GW直前にその一台は購入されてしまった。ほぼ買うと決めていただけに、ショックで呆然としてしまう。中古ではサイズや色など気に入ったものに出会うのは難しく、一期一会なのだと痛感。

購入する気MAXだったので、失意の中DOLOMITIを検索していると、なんと昨年のモデルが13万で新車で買えるところを発見!同じスペックで3年以内だと、中古でもだいたい10万超えているものがほとんど。ならばいっそ新車でこの価格ならお買い得では?

そう思ったらもうまっしぐら、GW入ってすぐに即決してきた。

 

しかし、ロードは本体以外に購入するものが多くて大変。ヘルメット以外はほとんど持ってない。ライトはクロスバイクを転用するも、ペダル、グローブ、リアライト、サングラス、ボトル、ボトルゲージ、更に携帯ツールセット(修理、工具、ポンプ)etc…。安くそろえても出費がかさむかさむ。

サイクルウェアとビンディングシューズはまだ先だなぁ。

自己紹介:ロードバイクへの挑戦

はじめまして。Radio_cycleです。

まずは自己紹介。というか自分の気持ちを整理するために現在(2024年4月末)に至るまでの経緯から。

 

漫画の影響で観たツール・ド・フランスをきっかけにロードレースが好きになり、ロードバイクにあこがれ始めたのが2013年。

当時自転車を購入するも、いきなりロードはハードルが高く、クロスバイクを購入。ちょっとレトロなクロモリをドロップハンドルにいじったこともあったが、直射日光ガン照り野晒し、愛着有りのメンテナンスなし、錆と経年劣化でそろそろ限界。

倒れてディレーラーハンガーが壊れたことを言い訳に(多分修理すればまだ乗れるんだけど、ワイヤーもチェーンも伸びてるし)、ついにロードを購入。(2024年5月9日納車予定)

 

歳をとるごとに、新しいことに挑戦するのは億劫になる。クロスバイクで風を受けて走る爽快感は楽しかったけど、すぐにロードバイクは別次元の乗り物なんだと気が付いた。ずっと目で追うだけで、そこから一歩踏み出す勇気は出なかった。

 

シーズンに入ればレースリザルトをあさり、シーズンオフは移籍情報を追っかけ、SNSではローディーの投稿が流れる。いつしかロードバイクに関するネットサーフィンの時間が増えていた。

「買うならどのメーカーのどんな仕様にするか」「何を身につけて、どこに行こうか」「一緒に走った後、ロードレース観ながら酒飲んでくれる友人に出会えるか」「とにかく長距離やヒルクライムを完走をしてみたい」募るロードバイクに乗りたい<憧れ>。

同時に、「怪我したらどうしよう?」「そもそもほんとに数十キロも走れるのか?」「SNS映えする投稿にあこがれているだけ?」「金いくらかかるの?」「置場やメンテナンスは?」不安を前に生まれる<諦め>。

このせめぎ合いを、ずっと自分の中で繰り返してきた。

 

「ロード乗りたい!俺はいつか乗るぞ!」と言うだけで、今始めないと詰むフラグになってる!70歳過ぎてロードバイクに乗り続けるのは危険かもしれないが、人生折り返しと考えたら残りの四半世紀くらい楽しむ趣味を始めるタイミングとしてはギリギリか。40代も半ばになって、それでも始めたいと思ったのは、そんな理由から。

「今を逃したらもうできない」なんて、我ながら浅はかというか。このまま生きていくことはできるけど、やっぱりそれじゃ自分の人生にきっと満足できないだろうなと。もう一歩深く自分を見つめた時、今諦めてもいずれまた何かをやりたいと(それは全く別の新しいことや形かもしれないけど)、悶々とするであろう自分の性に嫌気がさしたのかもしれない。興味が続いているというのもあるけど、そんな自分にロードバイクで立ち向かおうと、私は決めた。

 

やるからには何かしらの目標と張り合いをもって。だけど他人や数字と競うのではなく、自分の人生を充実させるために。そんなロードバイク生活を送りたい!

さて、ここまで気持ちを整理して、このブログを始めます!

 

追伸

このブログではロードレースに関することも、素人目線全開で勝手気ままに書こうと思います。

気が付けば明日からジロ・デ・イタリア始まります。毎年7月はJ SPORTSオンデマンドに加入します。今年は5月も入っちゃった。(ナイショ)